2006年11月5日(日)、今年最終戦となる『チームベストランクラブカップツアートレイル第26戦』が、岡山県八塔寺川ダムにて開催された。
当日の天気は快晴、最高気温23℃、水温17℃前後とコンディションも良く、ここ最近の八塔寺川の釣果も、40センチ以上のビッグバス
が複数釣れるという好釣果が続いており、大会当日の釣果も大いに期待された。
今大会までの成績を考慮すると、年間上位につけている三好、徳田、村下の3選手による優勝争いが濃厚であった。
今回はペア戦ということで、規定はキーパー20cm以上・バッグリミット7本。
大会時間は8時スタートの13時30分までとなった。
秋という事で、朝一からクランク等の巻物を使う選手が多数見受けられたが、一部を除いては反応は薄かったようだ。
10時くらいには殆んどの選手がライトリグを手にしていた。
水温が暖まって来るとあちらこちらでボイルが見られ、朝一は渋そうに見えたが川筋のシャロー、本湖ディープと湖のあちらこちらで
ロッドが曲がっており、混戦が予想された。
優勝は徳田、伊藤ペア 前日プラで見つけた本湖5mラインのブレイクを中心にボトム近くを(マドネス)マザーワーム3のDS、
及びヘビダン、(イマカツ)フラッピンソニック等を使い、スローからアクティブな攻めと巧みに使い分け、500g〜880gの良型を数本混ぜ、
2位に大差を付けての優勝となった。
一人はスピニングロッドオンリー、もう一人がベイトロッドオンリーと強弱を付けた戦略がペア戦のキーだった。
2位に付けたのは山下選手 今大会に合わせプラクティスを5日以上取るという気合の入りよう。
プラから好調だった中流域5mラインのボトムの変化を(レインズ)スワンプジュニアのDSで丁寧に攻めた 釣り上げた本数は一番
であろう15本以上釣り、入れ替えをしていた。
3位は木澤、坪根ペア 当日38度を超える高熱で挑んだ木澤選手だったが、来た甲斐あってか中流域ゴロタエリアにて
(マドネス)マザーワーム4のDSにてリミットメイクをし入賞
結果は9チーム14人全員ウェイインと好調ぶりを見せた。
今大会がシリーズ最終戦ということで、年間優勝も決定した。
優勝の栄冠は、今回は惜しくも入賞に手が届かなかったが、2位と僅か1ポイント差で暫定首位を守りきった、
三好正二郎選手の頭上に輝いた。
今大会で、本年度のCCTT全日程を終了したが、来年も関西を中心に、様々なフィールドで全4戦を開催予定。
(文・解説)
チームベストラン
クラブカップツアートレイル
2006年プレス担当 坪根義文