チームベストランクラブカップトレイル2006が4月30日に開幕した
今年のトレイルスケジュールは岡山県旭川ダム(ペアマッチ)・奈良県池原ダム(シングル)・
兵庫県東条湖(シングル)・岡山県八塔寺川ダム(ペアマッチ)の全4戦で行われる
第1戦は4月シーズンインしてから開催の各大会がことごとく過去に例のないタフコンディションに見舞われている岡山県旭川ダム。
大会前々日の28日は上流部で水温が16℃まで上昇しており少しながら釣果が伸びだしていたが、前日プラクティスでは上流で12℃中
下流で16℃と一気に水温が下がり厳しくなっていた。
そんな中でも昨年の同シリーズAOYの松村真樹選手が中流西川の水深50cmのカバーでバイズ クロー(グリパン)のテキサスで
1300gを手にしていた
厳しい展開が予想された中で、4月30日(日)に21名11艇の選手が集まった。
朝一のミーティングには、JBトップ50の小林知寛プロから注意点などの挨拶もあり厳しい中にも選手達のテンションは開幕戦への期待
感であがりスタートした。
1艇を除きすべてのペアが下流側へと船首を向けた。前日の夕方に降った雨の影響もあり上流部は全域に濁りが入り、
更に気温が上昇したことによりヘラブナの乗っこみに拍車がかかり全てのカバーといっても過言ではないほどにシャローと
カバーが騒々しい状況だった
下流部へ向かった選手も厳しい展開を余儀なくされ、唯一河副誠・河副勤ペアが栃原ワンド付近でそれぞれ1本づつヘビーカバーで
掛けバスとのコンタクトがあったものの痛恨のミステイクでランディングまでは持ち込めなかった。そして13:00に全艇が
帰着してきたが一様に厳しい表情を見せ 結果は2000年からスタートしたクラブカップ史上初のエントリー全選手ノーフィッシュの
大会となった。今年のシリーズは始まったばかり次戦はロクマルの聖地「池原ダム」5月28日開催です。
(文・解説)
チームベストラン
クラブカップツアートレイル
2006年プレス担当 坪根義文