エリア:本部前堰の上流側
リグ:スピナーベイト (ケイテック 14g 白ダブルウィロー)
釣り方:水中のコンクリート柱に当ててスピナーベイトがヒラを打った時のリア
クション狙い。


今回は1回の釣行が2時間くらいですが、大会当日までにプラクティスに2回ほど入りました。
しかし、一度も魚を手にすることなく、全くのノーバイトでこれといった感触を得られないまま大会当日を迎えました。何の手応えもないまま大会前夜、当日をどう展開していくかを色々考えていたとき、チームメイトである松村真樹プロ(チームベストラン)に4月の兵庫チャプター終了後にスピナーベイトとリアクションでの釣りの有効性について話を
聞いたことを思い出し、大会当日はこれで行こうと決めました。

そして、
当日スタート直後に、プラクティスで減水時にチェックしていた護岸を狙うべく会場前の大堤上流側に入りました。

そしてすぐさま、点在するコンクリート柱周辺をスピナーベイトのリアクション狙いでキャスト開始。
川の外側(岸側)から内側(大提際)を目指してゆっくりとランガンしながらキャストを繰り返しました。
そして、横たわるコンクリート柱の中で最も川の中心部よりになるコンクリート柱のところで2回ほどスピナーベイトがコンクリート柱にあたるのを感じた瞬間、ゴンっと!
ひったくるようなバイトがあり、川の流れの中心部をめがけて魚が走り出しました。
増水傾向にある川の流れにも押されグイグイと強い引きにも耐え上がってきたのは30cm後半(くらいのバスでした。
この1匹のバスが読みどおりに釣れたことで気が楽になり

更に同じ場所をまた回遊してくるであろうバスを待ち伏せるかのごとく、キャストを続けました。
そして約1時間が経過したときに1匹目の時よりも外側(岸より)のコンクリート柱で、スピナーベイトが3〜4回ヒラを打った瞬間、急にロッドが重くなり、一瞬根がかりかと
思ったのですが、そこから1匹目とは比べ物にならない位
やはりまた川の中心部をめがけてグイグイと走り出しました。
少しずつですが増水傾向にあった川は、1匹目の時よりも更に増水すると同時に川の流れも強くなっていたため少しの間魚が弱るのを待ってその後魚の動きを見ながら引き寄せて、途中一度テールウォークをしたのですが、
トレーラーフックにもしっかりとかかっていたためばらすことなく、キッカーを手にすることが出来ました。
リミットメイクまであと1本!それからも延々キャスティングしつづけましたが1バイトあったものの痛恨のバラシで追加できず、時間切れでウェイイン!

続々とウェイインされる選手を横目に暫定トップが続きましたが、最後の最後にウェイインした選手に交わされ惜しくも2位でしたが、自身初のNBCトーナメントでの入賞であったので非常にうれしく思いました。

そして、初入賞から得られたルアーセッティングや実釣や情報収集も含めたプラクティスの重要性などの多くの反省点も今後に活かしたいと感じました。

そして何より多くのチームメイトや兵庫チャプターで活躍するトーナメンターの皆さん達とともに戦うトーナメントがいかに楽しいかが自分が入賞し祝福をもらい改めて感じました。
これも常日頃多くの仲間達が我先にと表彰台に立つ姿を見ているだけの僕に励ましたの激励を飛ばしてくれるチーム代表を初めとするチームベストランの仲間に感謝したいと思います。
今後は、躍進が目立つ若手選手達に負けないように更なる上位を目指したいと思います。
本当に有難うございました。


写真提供:NBC陸釣りクラブ加古川事務局

陸釣りクラブ加古川 第2戦「IMAKATSU CUP」  小林弘和選手 準優勝!