写真提供 : NBCチャプター兵庫


福永 治 OSAMU FUKUNAGA
痛恨のNFで前プラなしで戦う難しさを実感した前戦!  そしてミス連発でも耐えた今回の成果は  次へ繋がるメンタルアップの世界!
NBC兵庫チャプターも残りあと2戦、前回痛恨のノーフィッシュで年間争いから一歩後退してしまったあとだけに

釣れるかどうか不安いっぱいの(でも年間争いのプレッシャーから解放され少し気分が楽になった??)第5戦となりました。

今回もプラなしぶっつけ本番、しかし季節は真夏、戦略としては夏の定番『浮きモノ系』をランガン、そしてベイト、バスの状況を

魚探で確認し良い反応があれば連発することもあるサマーディープパターンの二本立てで狙うこととしました。

おっともちろん!
東条湖最大の爆発ポイント『導水路』も外せません!・・・しかし吐水量次第ですが・・・
                          

朝、湖を見てビックリ! 今年は常に満水状態を保っていた水位が減少!!桟橋が遥かかなたに見えます・・・

しかしこれはいい傾向!水が減ったほうが戦略の一つのサマーディープパターンがはまる可能性あります!!

フライト抽選の結果、なんとファーストフライト!!どこへいくか悩みましたがとりあえず一発大物を求めて導水路へと向かいます!

                      

フロントエレキのパワー不足のため数艇に抜かれますがなんとか導水路の一角に滑り込むことが出来ました。

水はそんなに出てはいませんが減水で落差がある分、期待できるか???でもなかなかアタリがありません(汗)

そろそろ移動かなぁと思いキャストしてると・・・ググッと生命反応!!魚です!慎重に寄せてくると痩せてはいますがキロくらいの
キッカーです!

釣れたのはダウンショット、アクティブ・DSトーナメント1/8ozにマスバリにチョン掛けしたマドネス・マザーワーム3インチ
(アユカラー)にきました!

吐水直下に落とし岩に引っかかったところでステイ&シェイクでもって行く様なバイトをとりました!

これで気分的に楽になりポイント移動、上流側へバウを向けます。ふと魚探に目をやると良さ気な反応が!!!ベイトがかなり集ってる映像で

所々でバスらしき姿も捉えてます。さすがにこの美味しいポイントには目をつけてる選手も多くその導水路上流ガレ場エリアにはすでに

船団が形成されておりました。

                   

周りの選手にはポツポツ釣れるものの自分のロッドが曲がることが無く時間だけが過ぎていきます。

アタリはあるもののハス?っぽいアタリでなかなかノリません。

するとすぐ横でキッカーフィッシュを揚げているのを目撃し移動を決意!前回周りが釣れているというだけで最上流エリアに固執してしまい

失敗しているだけに
自分の釣りのリズムを取り戻すべく船団から離れました。

次のバイトがあったのは本湖から川筋の入り口にある取水塔、これも夏には大型が付いてる可能性の高い浮きモノの一つです。

                     

アップラッシュとマザーワームを
ローテーションしながらノンキーパーですが立て続けにGET!

そして底付近へ沈め岩などに絡ませながら徐々に引いてくると・・・一気にドラグが出て行きます!

これはイイサイズ!と慎重にやりとりを開始しますがシャロー側へと凄い勢いで走ります!

ロープに巻かれないように誘導しますがバスは一気に駆け上がり
岸に上陸!ピチピチ跳ねてます(汗)あわててランディングネットを

片手に岸際へボートを進め手を伸ばした瞬間バスは水面へポチャン!と同時にフックはずれ

湖底へと消えていきました・・・40UPは確実の貴重な魚を逃した後、

少し途方に暮れましたが気を取り直し時間も昼近くになり浮きモノタイムといわんばかりの天気と
なったので

本湖浮きモノを撃ちに向かいました。ブイひとつひとつを撃ちHドッグ、デキシーと浮きモノツアーの結果、

デキシーで1本GET!600gくらいのナイスキーパーです。


                  

次はアクア前付近のブイ周り、フォーリングできたのはこれも4〜500gほどのキーパーでしたがリミットメイクを焦るあまり

ランディングネットを差し出すタイミングを間違え
魚にジャンプされフックオッフ!ランディングネットの横へポチャン!

痛恨のミスでリミットメイクならず!!その後も時間ギリギリまで頑張りますがドラマは起きず帰着となりました。

結果2本で1695gとウェイト的にはなかなか良いと思いましたが釣る人は釣るもので3キロ、2キロ超えの方もいるようでキロ超えも結構いるとの事、

お立ち台難しいかな??


       

と諦めてましたがなんと5位入賞!会長の演出で1位から発表という異例の表彰式となりましたのでほんとドキドキしてしまいました。


     

今回はミスもありましたが持ち味のランガンスタイルと湖の状況を読みうまくアジャストできたのでこの結果には本当に満足しています。

これであとは最終戦を残すのみとなりましたが最後の最後まで奇跡を信じて自分の釣りを貫いて悔いのないよう今年のシリーズを終えたいと思います。
 
【メインタックル】
・ロッド:ゼナック スピラドS0-60
・リール:ダイワ ルビアス2004
・ルアー:マドネス マザーワーム3インチ(アユ)、アップラッシュ
・シンカー:DSトーナメント1/8oz(ダウンショット)
・その他:マドネス フィッシュフォーミュラ(アユ)