マザーレイク東条湖で開催の兵庫チャプター第3戦に参戦。念願の3位入賞ができました。

サポートして頂いているマドネスジャパン様、東レフィッシング様、グレイズ様、土肥富様、

そしていつも良い刺激を与えてくれる(お触り含む?)素晴らしいチームメイトに感謝の気持ち

でいっぱいです。

【フィッシングレポート】

この時期の東条湖はスポーニングもひと段落ついてアフタースポーンの難しい時期であることは

予想していましたが、予想を超える厳しさが待ちかまえていました。

前日のプラクティスでは状況を見るために全湖を見てまわりました。本湖エリアは全般的に水質

も良く、釣れそうな雰囲気満点なのですが、なかなかバイトに持ち込めませんでした。本流筋に

入り思いあたるポイントを順番にチェックして行った所、中流から上流エリアに差し掛かるS字

エリアの岩盤で好反応。東レ"ソラローム"スーパーハードアップグレード8lbにセットしたジャー

キーJ&マドネス・セブンに何度かチェイスがあり、内3匹ほどがバイトしてきました。バイト

が浅く、フックングに持ち込むのが難しいバスばかりでしたが、明日に向けてそれなりの手応え

を感じました。その後はそのまま最上流エリアまでチェックし、最上流エリアでも多くのバスが

見えることを確認。ただし、活性は高くなく決め手に欠ける微妙な感じ。ちなみに、前週のクラ

ブカップでえ好調の声が聞こえていた“導水管”は敢えてチェックはしませんでした。魚はいる

はず。導水管についてはタイミングがすべて!

    

そして迎えた大会当日。天候は昨日と比べて大きな変化がなく、フライトもファーストフライト

の14番。微妙・・・最上流へ行こうか、“導水管”へ入ろうか、直前まで悩みましたが、

フィーリングで導水管を選択しました。吉と出るか凶と出るか・・・

    

ポイントにはほぼ同時に4名の選手が入りました。

その中には帝王松村プロの姿も!みんなが吐水の泡の中心を狙っていたので、私は吐水の脇の少

し流れがよれた場所を狙うことにしました。このポイントはビッグベイト系が定石なのはわかっ

ていながら、私はその系統のルアーが下手なので、プラで好反応があったライブベイトリグをチ

ョイス。若干のアピール度を意識してチャート系を選択。

キャストを開始して3投目、流れのよれに着水して数回誘いを入れた瞬間、吐水から落ちてきた

流木でも引っかかったのかと勘違いする程の強烈なバイト!

ミディアムライトのベイトロッドが一気に弓なりに!アップグレードの8lbを組み合わせた

このタックルセットでは過去にも何匹もビッグバスを上げてきているので自身を持って、

しかし慎重にやり取りを展開。

ロッドが悲鳴を上げるほどの突っ込みをクラッチワークで何度かかわしてもなかなか上がって

きません。岩盤側のオープンスペースへ必死で誘導してようやく魚体が見えるところまで上げて

来ると、デカイ!導水管の流れのために引きが強いのかと思っていたのですが、思った以上に

大きいバスに少々焦り(汗)

ラインを信じて躊躇せずに一気にネットイン。見事な魚体を隣で釣りをしていた

“帝王”に見せてにんまり。いつも先にデカい魚を抜かれて終わるのだが、

今日はいいことありそう! 釣りを開始してから7分ほどの出来事でした。

時間もまだまだあることから、ねばって柳の下の何んとやらを狙うよりも気になる他のポイント

のランガンを選びすぐに移動を決意。昨日、ライブベイトリグでチェイスの多かったS字エリア

をくまなくチェックしましたが、この日はチェイスなし。

フォローでマドネス・マザーワーム3インチのネコリグや自作スモラバ+ジャバスティック

3インチも投入しましたがバイトを得ることは出来ませんでした。

更に移動して最上流エリアへ。昨日同様に多くのバスは発見できるのですが、ルアーへの反応は

いまいち。時折スイッチが入りベイトを追ってボイルするのですがタイミングが合いません。

ボイルにタイミングを合わせる為に時間をかけてチャンスを待つかどうか悩みましたが、

東条湖の仙人も入ってきたのでこのポイントを断念。下流へ移動しながらランガンすることに。

キープ中のバスは1キロを余裕で超えていることはわかっていたので、何とかしてキーパーを

追加しようと思い中流〜本湖を必死で回ったのですが、その後新しい魚を追加することは出来ず

ストップフィッシング。過去にも微妙なウェイト差で入賞を逃しており、今回も詰めの甘さに

「ダメかも」と思いながら帰着。ウェイインしてみると、自分の予想を少し上回る1,415gでした。
しかし、周りを見ているとそれなりに釣って来ている雰囲気で、「やっぱり今回もダメかも知れ

ない」と不安を抱きながら表彰を迎えました。

    

5位の梅田選手が1キロちょっとであり、入賞確定でひと不安。結果、3位入賞。

東条湖初お立ち!!はマザーレイクでありながら、大会では入賞できていなかっただけに

うれしさもひとしお。

   
 
   

チームメンバーにも祝福してもらい忘れることの出来ない最高の大会となりました。

チャプターもまだ前半を終えた所。

まだまだ何があるかわかりません。“帝王”松村プロや“皇帝”福永選手に追いつけ追い越せ

で残りの大会を頑張ります!!

写真提供 : NBCチャプター兵庫


NBC兵庫初参戦から3年半 あと一歩届かなかった表彰台に ようやく到達! そして新たな目標 初優勝へ!